2009年01月

2009年01月30日

Christmas Tree Farm

この前のクリスマスの話です。話題が古くってごめんなさい。
昨日ルイジアナに行ったときの写真を整理(といってもデジカメからPCに移しただけ)してたら、思い出したのです。

アメリカではクリスマスツリーってどうするの?と、たまに聞かれることがあります。やっぱり本物です。一時期、手入れが大変だから、と、プラスチックのツリーを使っていた姉のセレストのうちもアイリーンのうちも、いつの間にか本物に戻ってました。11月末の感謝祭が終わると、ホームセンターやガーデニングショップ、町の公園の特設会場なんかで、ツリーを売り始めるのです。そういうところのは、北部の方からやってきた、本当のもみの木。

今年は私たちは、隣町のツリーファームに行きました。ツリーを育てていて、自分で選んできってくるのです。まだ勇樹が小さい頃に、一度行ったけど、きっと10数年ぶりくらい。

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入り口でリヤカーとのこぎりを借りて、いってきまーす!まだみんなにこやかです。光がリヤカーに乗ってます(お決まり)。

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たっくさん並んでいます。木に値段のタグがついているのは、切ってもいい木。

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けっこう暗くなってきました。みんな、あれがいい、これがいい、と決まりません。これがいいんじゃない?と言っていると、こっち来て~、と呼ばれ、戻ってみると、さっきの木がどれだかわからなくなっている、という具合です。
なんとこの日は、ルイジアナにしては珍しく寒い日。日が暮れるとますます寒く……もう、どれでもいいよ~、寒いよ~、とぶうぶう文句も出る中、ジェイムスは真剣に探します。

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やっと決まりました。もう暗くなってます。受付(ツリーファームのおじさんの家の納屋)に持って行くと、ぶるぶる振動させる機械にかけて、枯れ枝を落とし、しゅっとネットをかけてくれます。大きくって車にはいるのだろうか?と、ちょっと心配になりました。車のトランクからはみだして、ひもで縛って帰ってきました。ちなみに45ドル!これは私たちからの、アイリーン(母)へのプレゼントです。

家には持って帰れたけど、こんどは家に入るのだろうか?と心配。立てるのも一苦労(重くて)!立ててみると天井すれすれ、部屋で見るとほんとうに立派なツリーでした。なんと、私、ツリーの写真とり忘れてました。パーティで集まった親戚中から、「どこで買ったの?」「サイプロスの木の一種で、これが伝統的なルイジアナのクリスマスツリーなんだよね」「今まで見た中で一番りっぱなツリーだ」とまで言われ、ジェイムスは満足そうでした。(私たちから、さんざん文句言われる中、がんばって選んだかいがあったというもの!)ツリーファームのおじさんに言われた通り、一日2回水をあげて、かいがいしく世話をしていました。

(ところで、ルイジアナのおみやげ便、早速お申し込みありがとう。あっという間になくなっちゃって、びっくりでした。みなさん、チェックしてくれているのですね。感謝です)

2009年01月26日

今年の目標

すでに2009年も1月が終わろうとしています。今年の目標は、実はルイジアナからの帰りの飛行機の中でいろいろ考えて来たのですが(このところ、飛行機の中で、日本に帰ったら、今年は……と、考えるのが恒例になっています)、そのひとつにブログを書く、も入れようかな。去年なんて、2回しか書いてませんよ!ひどすぎる!

今回はネット環境が整わなくて「ルイジアナからこんにちは」はお休みしてしまいましたが、クリスマスとお正月は、ルイジアナで過ごしてきました。基本的に家族で過ごすクリスマス。ジェイムスが6人兄弟なので、お姉さんたちのうちに呼ばれるだけで、半分くらい終わってしまいます。車が運転できないし、公共交通機関もない小さな町なので、あとは子どもの相手をしたり……

そんな中で、今回のメイン(私にとって)の出来事は、バトンルージュの近郊、ダーハムスプリングスのアンティークマーケットへ行ったこと。アンティークショップが道の両側、200メートルくらいずらっと並んでいます。一件の奥行きが長い。しかも一件の建物の中に、何十も小さなブースがあるところもある。11時ころに連れて行ってもらって、4時に迎えに来てもらうまで、お昼を食べるのも忘れ見続けて、それでも全部回れませんでした。
そして、ここ数年行っている、ワシントンのオールドスクールアンティークマーケットにも行きました。
どちらでも、心臓が止まる!と思うほどの出会いがいくつかありました。今回私が探していたのはカード等の紙ものと、レースやボタン等布もの。食器は残念ながら重いのでパスです。ちなみに、どんなにすてきでも、あまりに高価だったらだめなのです。止まる~!と思うのは、ジップロックの袋に無造作につめこまれたレースや、箱一杯の布のなかから掘り出し物を探す時。

ひまなのでクッキーも焼きました。ジェイムスのお母さん、アイリーンのお母さんのレシピ、ティーケーキと呼ばれるクッキーです。結局これが一番喜ばれるし、(ジェイムスのお姉さんたちも姪っ子たちも目の色を変えて、Tea Caaaake!!!! と手を出してくれます)アイリーンももう年で、クッキーを焼く気持ちになれないらしく、「カズコは今年も焼くの?」とあてにしてくれている様子。そして「ガートゥルードおばさんのために焦がしたのも作ってね」と。アイリーンのお兄さんの奥さん、ガートゥルードおばさんは96歳(だったかな)、看護婦さんや孫たちが毎日来てくれるけど、一人暮らしをしています。そして焦げたティーケーキが大好物なのです。アイリーンに「これくらい?」「もう少しね」と焦げ具合を確認して焼いたクッキーを、日曜日、教会の帰りに届けてきました。後でガートゥルードおばさんからアイリーンに電話が合ったそうで、「あんまりきれいなクッキーなので、しばらくみとれていたわ。毎月届けてくれてもいいわよ(笑)」と言っていたそう。とってもうれしかった。毎月は無理だけど、来年また届けます~。

やっぱり楽しかったこといっぱいのクリスマスでした。

*ことしは「ルイジアナのおみやげ便」やります。お店のカートにアップしました。ティーケーキもつけます(焦がしません)よ。