Louisianaからこんにちは

2011年01月03日

ルイジアナから、おいしいもの。

まずは、明けましておめでとうございます!

私たちは、いつもと違った新年を迎えました。まずは義母のAlyneが数日前に体調を崩し(嘔吐と下痢)、大晦日にはJamesと光がダウン。私は一人静かに(シャンペンを買ってくるはずのJamesも寝込んでいたので)とりあえずバブリーなものをと、ダイエットコーラを飲みながら新年を迎えたのですが、さあ、ベッドにはいったとたん、、、来ました!明け方まで、トイレとベッドの往復でした。

朝方にはトイレは治まったものの、起き上がる元気もなく、一日ベッドとソファーで、Jamesや光がフットボールやカトゥーンネットワークを見ているのを、ちらちら見ながら寝て過ごす、まさに寝正月。

たぶん、日本でいうところのロタウィルスではないかと思うのですが。大晦日に看護士の姉のAlexisが来て、あらゆるところを消毒するように、と言っていったのですが、時すでに遅し。そのAlexisもかかり、しまいには猫まで吐いていました。

ところで日本では、消毒するのに漂白剤をうすめて使っていたのですが、こちらにはシュッと一吹きするだけで、99.9%除菌するという、しかもレモンや花の香りのスプレーが売っているのでした。インフルエンザも除菌すると書いてあるので、これ、日本で売れるかもね。

さて、今日は今回のルイジアナで食べたおいしいものをいくつか紹介。 

gumbo

姉のMarguriteの家で、ソーセージ&チキンガンボ。ガンボはルイジアナ南部のケイジャン料理です。手前にあるのはRice Cooker、炊飯器。ガンボは、Jamesもよく日本で作ってくれるけど、やっぱりルイジアナで食べた方がおいしい。

redbeans

Red Beans。キドニービーンズとソーセージを煮込んだもので、これもご飯にかけて食べます。兄のCharly作。やっぱりルイジアナ南部の料理です。この鉄の鍋、みんなは、Gumbo potと呼んでます。ダッチオーブンと似てる?魔女のお鍋みたいだね。

icecream

アイスクリーム!!!手前は私のプラリネピカン、 向こうは光のライムシャーベット。ちなみにこれはシングル。

boden

ボーデンアイスクリームの、唯一残っているアイスクリームスタンドだという、ラファイエットのお店で。オーナーが変わって改装したそうですが、60sの雰囲気ぷんぷん。

sushi1

今回もやりました、Sushi night!!! みんなで手巻き寿司を作ってます。もうみんな手慣れたものです。

sushi

山盛りできました。

早いもので、明後日の早朝には旅立ちます。
次回は日本で、かな。
 

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2010年12月30日

ルイジアナから、その2

クリスマスの喧噪が終わった26日は日曜日。夫のジェイムスの家族は敬虔なカソリックです。特にお兄さんのチャーリーは、神父を目指していて、4年間をニューオーリンズ近くの神学校で、さらに2年間をベルギーの神学校で学びました。

チャーリーは、諸事情あって(カソリックでは神様に仕える道を選ぶと結婚できないのです~)神父になることをあきらめるのですが、神父様と呼びたいくらい思慮深く親切な人です。

今でもチャーリーが暮らすテキサスから帰ってくるたびに、ニューオーリンズの神学校の友達(修道士)を訪ねます。

私が、チャーリーの学校見てみたいなぁ、ともらしたら、じゃあ日曜日に行くから案内してあげるよ。というわけで、車で2時間ちょっとのニューオーリンズへ出かけることになりました。

途中でバトンルージュ(ルイジアナ州の州都です)により、おきまりのCoffee Callというカフェで一休み。お決まりのカフェオレとベニエ(ドーナツみたいな揚げ菓子)をいただきま~す。


begnie1
 

これはフィンガーと呼ばれる細長いタイプ。揚げたてを、ごらんのように粉砂糖をたっぷりかけて食べます。 


begnie2
 

あんなにたくさんあったのに....きれいになくなりました。

チャーリーの学校で、日曜日の礼拝に行き、ベルギー生まれの修道士が10年かけて描いたという、修道士たちの食堂の天井画を見せてもらいました。他にも学校を案内してもらって、私たちはニューオーリンズへ。

ハリケーンが来て以来、行っていなかったニューオーリンズ。去年からANAのニューオーリンズ行きの便を使うようになって、また訪れるようになりました。

アメリカの中でも、かなり異色な街。フランス、スペイン、そして黒人の文化の影響の残る(クレオールと呼ばれています)歴史ある古い街です。

今回、ニューオーリンズに行ったら必ず行こうと決めていたのが、料理専門の古本屋さん。去年来た時に偶然見つけて、でもその時は外で家族がじりじり待っていて、あまりゆっくりできず何も買わずに出て来てしまったのです。年取った小さな犬が、「迷い犬だったリタ*、親切にしてあげて下さい(引退しました)」 とメモが書かれた小さなベッドで寝ていたのが、とても記憶に残ってました。

(*リタ、じゃ、なかったかも)

今回はあのお店に絶対行くぞ~、と思って住所を調べて出かけました。名前はKichen Wicth。店の名前も覚えてなかったのですが、ニューオーリンズ、本屋、料理本、で検索したら出てきました。


kichenwitch
 

ほんとにlovelyなお店でした。元迷い犬の老犬の他に、とっても人懐っこいラブラドールのソフィーもいました。そしてとってもフレンドリーな店主のおじいさんとおばさま。 

本も大収穫。60年発行の子どものクックブックと、85年発行のクリスマスのクラフト本、クルツのイラストがかわいい子どものクックブック。 そしてクレオール(ニューオーリンズの周辺の文化や特に料理をさす言葉)の子どものための料理本。

ところでこの日は(翌日も)寒い寒い日。たぶん5℃前後で風も強く、でも私たちは冬の身支度ではなかったので 、ぶるぶる震えながら歩いてました。あまりの寒さに、いつもはあちこちで見かけるストリートミュージシャン(もちろんジャズやブルース)もほどんどいなくってがっかり。

日本でガイドブックでも見てくればよかったかな、とこれで何度目かに思いながら、いつも行くクレオールレストランで食事をしていつものバーでいつものハリケーン(ニューオーリンズの有名なカクテル)を買ってホテルに帰りました。

翌日は、クリスマスの飾りのまだ残るすてきなお屋敷を見ながらアップタウンをかる~くドライブ、いつものベーカリーでブランチを食べて、帰途へ。

luckydog


あ、これはラッキードッグ。ニューオーリンズの街角で見かけるホットドッグスタンドです。おなかのすいた娘にひとつ。

さっさとニューオーリンズから帰った来たのには訳があって、この夜はニューオーリンズをベースとするフットボールチーム、セインツの試合があったのです。Alexisの家にまたまたみんなで集まって、わいわいと試合を見ました。かなりエキサイト!結果は、セインツの勝利!!! 

こんな風に、家族と一緒に楽しい時間をすごしています。 

drecom_hoppers at 15:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

ルイジアナに来ています

みなさん、こんにちは。
22日に日本を発って、ルイジアナに来て一週間。
クリスマス前後は、毎晩のように、今日は○○のお家、今日は××
のお家、というように、お姉さんたちのうちでパーティがあって
けっこう忙しいのです。

ついた翌日、23日、すぐ上のお姉さんAlexisのうちで、光(うちの娘)も入れて、いとこたちの中でも小さい子たち女の子4人をお手伝いにクッキー作り。
これはジンジャースナップ、ほかにTea Cakeも作りました。ジンジャースナップは、シナモンやジンジャー、クローブ等がはいったスパイスクッキーなのですが、Alexisはミルでひいた黒こしょうも入れてました。かなりスパイシー。


gingercookie


クリスマスイブのディナーはAlexisの家で。数えてないけど30人以上。夫のジェイムスは6人兄弟なので、パートナーに子どもたち、その子どもたちのボーイフレンドやら、結婚してる姪っ子なら、さらにバートナーの前の奥さんとの子どもがいたり、とにかく大家族なのです。
私たちはフルーツの盛り合わせと、シュリンプディップを作っていきました。お料理はみんな持ち寄りで。 日本から持って来た、柿の種も忘れずに(人気です!)。


Xmasdinner


これはディナーテーブル。まだみんなが手をつける前。
恒例なのですが、ダーティサンタという、プレゼント交換のゲームをやって盛り上がりました。数字を引いて、順番にみんなが持ち寄った(誰が持って来たかはわからない)プレゼントを引いて開けていくのです。が、自分より前に誰かが開けたプレゼントが欲しかったらsteel(盗る)ことができます。2回steelされたらfreezeでその人のものになります。
以前は大人たちだけだったのが、今では大きくなった甥っ子姪っ子も加わって、今年は総勢28人で。
大受けだったのが、19歳の甥っ子がひいたプレゼント。クリスマスラッピングの中から出て来たのは、スプレータイプの生クリーム、ボディオイル、そして・・・ー・が一箱。


freshm2


これはフルーツを買いにいったフレッシュマーケット。巨大なスーパーマーケットで買い物をするのが普通なのですが、ここはちょっとめずらしい。たぶん、なつかしいタイプのマーケット。


freshm1


こんな豆も売ってました。確か札幌で、おいらん豆とか言う名前で売られていためずらしい豆にそっくり。かわいいパッケージにも注目!



drecom_hoppers at 03:00|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年01月30日

Christmas Tree Farm

この前のクリスマスの話です。話題が古くってごめんなさい。
昨日ルイジアナに行ったときの写真を整理(といってもデジカメからPCに移しただけ)してたら、思い出したのです。

アメリカではクリスマスツリーってどうするの?と、たまに聞かれることがあります。やっぱり本物です。一時期、手入れが大変だから、と、プラスチックのツリーを使っていた姉のセレストのうちもアイリーンのうちも、いつの間にか本物に戻ってました。11月末の感謝祭が終わると、ホームセンターやガーデニングショップ、町の公園の特設会場なんかで、ツリーを売り始めるのです。そういうところのは、北部の方からやってきた、本当のもみの木。

今年は私たちは、隣町のツリーファームに行きました。ツリーを育てていて、自分で選んできってくるのです。まだ勇樹が小さい頃に、一度行ったけど、きっと10数年ぶりくらい。

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入り口でリヤカーとのこぎりを借りて、いってきまーす!まだみんなにこやかです。光がリヤカーに乗ってます(お決まり)。

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たっくさん並んでいます。木に値段のタグがついているのは、切ってもいい木。

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けっこう暗くなってきました。みんな、あれがいい、これがいい、と決まりません。これがいいんじゃない?と言っていると、こっち来て~、と呼ばれ、戻ってみると、さっきの木がどれだかわからなくなっている、という具合です。
なんとこの日は、ルイジアナにしては珍しく寒い日。日が暮れるとますます寒く……もう、どれでもいいよ~、寒いよ~、とぶうぶう文句も出る中、ジェイムスは真剣に探します。

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やっと決まりました。もう暗くなってます。受付(ツリーファームのおじさんの家の納屋)に持って行くと、ぶるぶる振動させる機械にかけて、枯れ枝を落とし、しゅっとネットをかけてくれます。大きくって車にはいるのだろうか?と、ちょっと心配になりました。車のトランクからはみだして、ひもで縛って帰ってきました。ちなみに45ドル!これは私たちからの、アイリーン(母)へのプレゼントです。

家には持って帰れたけど、こんどは家に入るのだろうか?と心配。立てるのも一苦労(重くて)!立ててみると天井すれすれ、部屋で見るとほんとうに立派なツリーでした。なんと、私、ツリーの写真とり忘れてました。パーティで集まった親戚中から、「どこで買ったの?」「サイプロスの木の一種で、これが伝統的なルイジアナのクリスマスツリーなんだよね」「今まで見た中で一番りっぱなツリーだ」とまで言われ、ジェイムスは満足そうでした。(私たちから、さんざん文句言われる中、がんばって選んだかいがあったというもの!)ツリーファームのおじさんに言われた通り、一日2回水をあげて、かいがいしく世話をしていました。

(ところで、ルイジアナのおみやげ便、早速お申し込みありがとう。あっという間になくなっちゃって、びっくりでした。みなさん、チェックしてくれているのですね。感謝です)

at 10:16|Permalink

2007年12月28日

ルイジアナからこんにちは

皆様、お久しぶりです。ルイジアナからアップします。今日は27日、クリスマスの喧噪もすぎて静かな日々となりました。ジェイムスのお兄さん、チャーリーと双子の子ども達、ベンとニック(またまたでかくなってました。身長180cm、体重80kgはあるでしょう...もっとかも!)も昨日の朝、ニューオーリンズへ行ってしまい、気持ち的にも、視覚的にも、ちょっと寂しいです。
こちらに来てから、姪のクローエのbirthday party、クリスマスイブのパーティ、クリスマスのパーティ、と、パーティ続き。昨夜は、ジェイムスのお姉さんのアレクシスの家で、Sushi partyでした。この数年、恒例となっています。15年前、結婚してルイジアナに来た時は、私の作ったのり巻きを食べてくれたのは、司祭のファーザーデイビスと、勇気ある数人だけでした...が、今は違います。アレクシスの住んでいるラファイエットにも、日本料理店は何軒もあるらしく「sushi」と聞いただけで、「オォ~!!」という反応が返ってきます。
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というわけで、みんなが楽しみにしてくれていたsushi night。画像は、アレクシスのボーイフレンドのスティーヴ&娘のケリーがのり巻きに挑戦してるところ。巻いているのが、筆巻き?なのがご愛嬌。どこで手に入れたんでしょう?これほんとはチャイニーズカリグラフィーの筆を巻くものだよ、と言ったら、ショックを受けていました。
今回は、調理済みのいなり寿司の皮も日本から持ってきて、これが意外に大好評。お米はもしかして税関でひっかかるかも?と持ってこなかったのですが、なんとジェイムスが近所のスーパーから、made in USAのコシヒカリを見つけてきました。年期の入ったHitachi(こちらではrice cooker=炊飯器のことをこう呼びます)と一緒にパチリ。
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ヒカリが、ゴッドファーザーのアレックスからもらったクリスマスプレゼント、ジンジャーブレッドハウスをみんなで作っているところ。この後、みんなで食べました。アイシング、甘~いのですが、だんだん舌が麻痺してくるのか、こんな甘いものも食べてしまいます。
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これからは、日本に比べると、ほんと、ひっそりとしたNew Yearを迎えます。また、レポートしますね。よいお年を!

at 14:37|Permalink